教室の生い立ちと活動経過
ボタン 教室の生い立ちと活動経過
障がいを持っていても長いあいだ楽しんできた趣味の会へ参加したり、新たな趣味活動を始める方は多くなってきているようです。  しかし、失語症(脳の損傷により、聞いて理解する・話す・読んで理解する・書くなどの障害、右半身麻痺を伴う場合もある)の方では、コミュニケーションの不安などから、そうした会への参加や新たに趣味活動を始めることをためらう場合がよくみかけられます。
このような方の趣味活動と社会参加を支援するため、ことばや右手が不自由であっても楽しめる
「左手で墨と遊ぶ〜失語症の方のための書道教室」(通称「書の会」)を横浜ラポール”(横浜市障がい者スポーツ文化センター)が隣接する「横浜市総合リハビリテーションセンター」の協力で企画し、平成10年から16年まで主催されましたその間に、教室修了者の有志による自主活動が始まり、平成15年には 「心の散歩径」(通称「墨の会」) としてサークル化されました。 
その後、平成17年に、会の名称を
 「書の会〜失語症の方のための書道教室」 に変更し、平成26年度現在も活動を続けています。
.教室では、経験豊かな先生のの指導のもと、「面白く」「楽しく」書くことをモットーとし、通常の
◆紙と墨の書  のほかに、
◆布や石や板などに文字を書いたり
◆アクリル絵の具などで文字以外の表現を加えたり     
と右手でも左手でも取り組みやすい作品つくりをし、毎回作品を完成させています。
     ◎毎年、横浜ラポールの秋の芸術市場/美術の部に作品を出品したり、
     ◎講師の個展に併設して作品展を開催し、
更には、失語症の方々への理解をより深めて頂くために
     ◎12月3日から9日までの障害者週間に横浜市で行われるイベントに参加したり
     ◎脳損傷者ケアリングコミュニティー学会のイベンに参加したりしています
一般の方にも失語症をもっと理解して貰うように努めています。  ラポール芸術市場やグループの展示会に来られない方にも私達の教室の活動を理解していただくためホームページを開設してます。
ボタン メンバー
先生の指導が行き届く様に、失語症という障害をお持ちの方のメンバー数は15〜16名としています。 メンバーの他にメンバーの介助の方、ボランティアーの方2名、講師の先生で総勢28名ほどが集まります。
新しい方の加入、事情で退会される方のため、メンバーに数は増減しますが、H27年度は体調が十分で退会された方がおり、9月からの後期では2〜3名の方が新規加入出来ます。
ボタン 活動日
前期 : 04月〜07月 第三水曜日 午後13:30〜15:30
後期 : 09月〜12月 第三水曜日 午後13:30〜15:30
通常の活動日には、色々な素材を使い書を楽しんでいますが、横浜ラポールの”秋の芸術市場”に出品する前の月や先生の個展との併設展の2ヶ月前には出品作品の製作に専念します。  また、作品展の会期中には先生を囲み会員の作品の講評・鑑賞会も行います。
通常活動の会場が13:00に開くので都合の付く方は早めに来て、会場準備などを自主的に行っています。
ボタン 活動場所
〒235-0035 横浜市港北区鳥山1752   横浜市障害者スポーツ文化センター ”横浜ラポール” 大会議室B 電話=045-474-2055  FAX=045-474-2053     
横浜ラポールへのアクセスはここをクリックしてください。 新横浜駅からの略図が記載されています
ボタン 活動会費
会場利用費、素材購入費、講師謝金、通信費などの活動費(作品展出品用の表装代などは別途必要)として  半期に5,000円/人を集めています。 助成金を頂き必要経費に補てんし、会員の負担を少なくする様に努力しています。
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      「書の会」失語症の方のための書道教室    
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