グループの展示会の作品紹介(3)
脳損傷者ケアリングコミュニティ学会で活動事例発表と 切り絵とカルタと私達の書道の展示
2010年4月10.11日に出雲市出雲市民会館で「脳損傷者ケアリングコミュニティ学会」の第一回が開催されました。 事務夫婦と指導の先生の三人が参加しました。 当事者活動事例の報告のトップで私達の12年に亘る活動の中から体験た事を20分程で報告し、横浜開港150周年記念行事に参加し制作した”横浜カルタ”の【切り絵と書】の展示をしまた。
@ 私達が活動拠点にしている障がい者スポーツ文化センター横浜ラポールと同じような、障がい者が気兼ねなく集まれる施設が今後、全国のどの中核都市にも存在するようになれば良いと願っている。
A 同種の障がいを抱えた人達のサークルだから、話しやすく、心が通じ易く、介護をしている方々の悩みや不安を話せたりして、介護をしている方々の心のケアにもなっていると思う。 こんな雰囲気を作り上げるのには時間が掛かるが会の運営には欠かせない大事な事である。
B 導の先生のモットーは「面白く」「楽しく」書くであり、”ここをこんな風に工夫したらもっと面白くなるよ”とポジティブな教え方がやる気を起こさせる。 素材やテーマが毎回変わるので、次回への期待・興味が湧き、欠席者が少なく退会る人がいない。 展覧会で入賞するのを目標にしたりすると肩が重くなり、長続きはしない。
C 自主活動の会の運営に携わってきて実感するのは、互いに助け合う雰囲気を作っていくことが中々難しいが大事なこと。 発病当時と症状が変わらない方や症状が改善した方など色々さまざまである。 出来る人が自主的に出来る事で協力し会を盛り立て、助け合う事が会を継続する力になる。
D 失語症という障がいと共に生きる方の生活の質(QOL)を落とさないためには私達の「書の会」の事業化が横浜ラポールで行われたのと同様に、趣味活動などの支援プログラムの強化・充実が必要と思う。 「医療・福祉のリハビリの中で趣味活動支援の促進」を学会関係者初め関係される方々で検討・推進していただけたら幸いである。 以上のような要点の話を発表させてもらいました
切り絵と書の展示には学会関係者の多くの方々が協力してスムーズに飾りつけ、学会終了後の後片付けを手伝って頂き有り難うございました。 二日間の学会には約1000名の方が会場に来られ、作品展示場の私達の作品や他のグループの作品を見ていただき、感想などを書き込んでいただきました。 多くの方に作品を見ていただき有り難うございました。
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桜満開の市民会館前 学会会場の出雲市民会館 作品展示会場への案内 作品鑑賞の風景
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